NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」はけっこう面白いかもしれない

録画しておいたのをようやく見た。…この番組なら次回も見たい、と思った。

初回の主人公が星野佳路氏というのは個人的には当たりだったと思う。テレ東のワールドビジネスサテライトで星野氏が出演していたときに、特にカリスマ性があるとか言うわけでもない、普通に見える人なのに数々のリゾートを再建していけるのはなぜなんだろうと興味を持っていたから。

徹底した現場主義というのか、現場の人間がメインであって現場社員を自ら動かすための”触媒”に徹しているのだろう。社員に考えさせ動かすまでのやり方はあくまで自然で、ポイントポイントで軽く背中を押してあげているだけのように見えた。純粋に人の扱いが上手いなぁ…と。

番組自体はもう少し仕事のスタンスや手法とか、スタジオでのトーク部分が充実していると良かったと思う。45分番組じゃなくて60分でもいいんじゃなかろうか。

過去を取り上げるプロジェクトXと違って、現在進行形で仕事している人を取り上げるので見ている方も内容にのめり込みやすい。あとはこれから取り上げていく人選だろうなぁ…芸術家とかあまり一般ビジネスマンとかけ離れたところの人を取り上げると、今ひとつ実感が無いと思う。だからできればある程度距離感の近い人で、かつカリスマで無い人を取り上げて欲しい。カリスマだとそれだけで遠い人になってしまって「ふーん」と引いて見てしまうだろうから。

とにかく、しばらくはこの番組は個人的に要チェック。

http://www.nhk.or.jp/professional/index3.html

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