サービス残業があったかどうかは監督署が公表すべきでは?

福岡銀行がサービス残業での賃金未払いがあったことを発表している。

福岡銀行は12日、行員ら約4600人について2003年10月から昨年9月までの2年間にサービス残業による総額約21億円の時間外賃金の未払いがあったと発表した。福岡中央労働基準監督署の指導を受けた社内調査で判明。

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こういう事実が公表されると比較的大きくニュースになるけれど、こうして監督署による指導が入って自主的に公表するだけ(実態はどうであれ)良心がある企業だと思う。

実際は監督署の指導が入って、是正措置をとらないといけなくなった企業はたくさんあるはずだけれど、企業側が公表しない限りほとんど表に出ることは無い。どうせなら監督署の側がそういう実態のある企業を有無をいわさずに公表するようにすればサービス残業も減るんじゃないだろうか。

指導が入ってもこっそりと社内で処理しておいて、外向きには「当社は充実した労働環境が…」なんて謳っている企業なんてIT業界には多そうだし。なんか公表しないほうが企業イメージ悪くならなくて良いみたいな「黙り得」の考えが見え隠れする。

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