ソニー系の金融機関(ソニー銀行、ソニー生命、ソニー損保)はどうなるんでしょうね。
ソニー、金融事業売却へ・本業再生へ抜本改革(via NIKKEI NET)
ソニーは全額出資子会社で金融事業を統括するソニーフィナンシャルホールディングスを段階的に売却する検討に入った。多角化で膨らんだ資産を大幅に整理、本業のエレクトロニクス部門再建を最優先する。同部門も事業を絞り込み、ブラウン管テレビの新機種開発を停止、薄型テレビ開発に資源を集中する。いずれも事業構造の抜本改革案として22日発表する。
この話が本当だとしたら、これらの売却先が気になるところですね。予感では外資系が入ってきそうな気がしますけど、ソニー銀行に口座を持っている私としてはちょっと動向には注目です。
ただ、ソニー銀行も昔のネット銀行の走りだった頃と比べて、ソニー銀行の強み(コンピテンシーっていうんですかね)があまりなくなってきたような気がします。ちょっと他の銀行と詳しく比べたわけではないですけど、ソニー銀行の場合はおそらく投資信託と外貨預金が売りなんでしょう。
ただ最近はこの分野でネット銀行よりネット証券のほうに勢いがありそう(投資信託と外為取引・FX)な気がしますし、他のネット系銀行がいろいろと新しいこと(ATMの拡大とか金利優遇の貯金商品など)を打ち出しているのに対して、ちょっと大人しい感じがします。まぁすでに一定の顧客層をしっかりつかんでいるので、その層に対して成熟したサービスを提供するということかもしれません(いちおう、長期的な資産運用向けの銀行と謳っていたはず)。
私個人的には、資産運用のメインが株式と外貨FXになってきているので、ソニー銀行の投資信託と外貨預金はほとんど解約してしまいました。残っているのは円建ての積み立て預金と普通預金ですね。それでも残高はそんなに多くはないです。
ただソニー銀行は住宅ローンや、ドル決済の口座なんかも取り扱っているんで、なんとなく私は顧客ターゲットにあまりマッチしていないだけかも。
いずれにしても、今後ソニー銀行の方向性が変わったりするのかというのが気になります。
(追記)
ソニーは報道を否定したみたいです。
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