インタビューを見ていたけど、どんな質問にも「信念を持って伝えたが伝わらなかった」って…選挙戦略のミスについても「選挙は戦略ではなく政策だという信念を持っている」というコメント。
これだけ聞くと、民主党は本当に勝つ気があったんだろうかとすら思ってしまうけど、この選挙戦での風の吹き方が全く分からないほど鈍感だったんだろうかね。信念を持ってそれを貫くのは正論だし大切なことだけれど、やはり選挙は勝負事であって「勝つための戦略」は必要でしょう。
これは岡田さん本人の真面目さと頑固さが裏目に出たのか、民主党の党風がそうなってしまったのか、岡田さんのブレーンはもっと横から助言できなかったのか、民主党にも野党第一党としてある程度の勢力を持って欲しかっただけに残念。
さて、岡田さんが辞任したあとの民主党はどうなるんでしょうね。たしか鳩山さん、管さんと党首レベルの人が歴任したあと、だれも党首のなり手がいなくて「真面目さが取り柄」ということで岡田さんが担ぎ出されてきたんじゃないかと記憶しているけど、もともとなり手がいない（国民へのアピールできる人もいない）党首のイス、そのあたりを巡って民主党はまた党内でもめるんでしょうかね。
小沢さんは民主党内でもベクトルが違うみたいだし、今回の選挙で現行の幹部も落選しているみたいだし民主党は議席数は100議席くらい確保するんだろうけど、すでに空中分解しているんじゃないかなぁ…
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