月曜日のWBSの特集「しごと考」。
キーワードになっていたのは「モチベーション」と、「会社と社員の間のギブアンドテイク」だったと思う。
働かないと食べていけない、というせっぱ詰まった動機を持って仕事している人が少なくなった現代で、「働く動機」をどうやって社員が持つか、また会社は持たせることができるかってことで、オフィスにプールバーなどを作ってみたり、社員の親睦を深める場を持ったりとしている企業が取り上げられていた。
またその一方で、社員にとっては自分が仕事・会社の何に対してモチベーションを感じるか(仕事内容、報酬、同僚、環境など)を自己分析し、また自分の持てる能力を最大限に発揮するために自分の長所・短所を洗い出すということもやっていた。
社員と会社の関係ってのがだんだんとフラットなものになってきているのかも知れない。今までのようにピラミッド型より、ベンチャー系企業に見られる「サークル的な緩めの集合体」が新しい形になってきたということか。
そのかわり、会社も社員も最大限のギブアンドテイクの関係を構築して、社員は最大限の能力を会社に提供するということだ。手抜きややる気の無い社員が点在するなんて状況は発生し得ない。会社は社員に対していろいろな角度でリターンを提供する。でもこれって会社に属して労働するということの原点なんだよね。
だたこの原点を実行するのがどれだけ難しいかってことなんだと思う。社員それぞれのモチベーションに会わせてリターンを会社が用意するってのは簡単では無いし。どうしても給料さえ多めに払えば、とかになってしまう。
社員も自分の仕事が本当に自分の力を出し切っているのかが分からなかったりするんじゃないかな。上司が(適切に)怒らないとか、自分の長所・短所をはっきりと指摘してくれる環境に無いとかで、自分で「これでいいのか」と不安を感じながら仕事しているというケースもあるかも知れない。
…と書き散らしたところで、なんだか問題の範囲が広くて私の考えが発散してしまってて全然まとまらないなぁ…。「ベンチャーと大企業の違い」「そもそもモチベーションを持つには」とか話の軸がいろいろあり過ぎるからか。うーん、ちょっとこれは時間のあるときに考え直してみないといけないな。
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