2ch発「Mona OS」作者がはてなに来た理由

はてなについての記事3部作の最後、ひげぽん氏の記事

技術志向ではなく、プログラマーも数年で管理職になっていく会社。業界雑誌で最新技術のネタを仕入れても、話が通じる人はほとんどいなかった。「このままでは腐ってしまう」と焦った。何か新しい物を、自分の手で作りたかった。

私も含めて、世の中にはこういう思いを抱きながら目の前の仕事をこなしている人はきっと多いと思う。技術的な話しが通じないとか、変な孤独感があったりして。「ソフト開発会社なのになぜ?」って。

悲しいかな、氏とは違ってその閉塞感から一歩抜け出すだけの決断が付かないのだけど。

レベルの高い技術者との交流が深まるほど、焦りは高まった。「同い年なのに、自分の20倍の生産性を持っている人がいる。一生かかっても追いつけない」――人生の大半の時間を、学ぶことがほとんどない仕事に費やす毎日。平日の帰宅後と休日をフルに使って技術を磨いても、限界があった。

 「自分の全盛期かもしれない20代後半に、こんな会社にいていいんだろうか」。入社4年目の27歳。管理職のポスト――お金と人を動かすだけの生活――が迫っていた。

自分はまだ技術寄りの部分を仕事としてやっているけれど、3年前、5年前の自分と比べて「腐ってきたかもしれない」という思いはいつもある。焦りもあるのに、自分の中で本気で何かこの状態を打破しようとしない自分が存在するんだよなぁ…。どこかでぬるま湯から出たくない自分、まだ今の状況に本当の危機感を持っていない自分がいるってことか。

ほんと、腐ってきたなぁ…。こういう記事を読むと、ひげぽん氏が自分と同年代なだけに、なんだか余計に焦ってしまう。

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