会社法という法律が成立し、来年5月くらいから施行されるそうだ。
なんでも「合同会社」という分類が新設されたり、従来の有限会社が新設できなくなる(有限会社は株式会社に統合されるようだ)代わりに、株式会社の最低資本金の下限が無くなり今まで期間的な特例として認められた「1円起業」がずっとできるようになる。
施行されると例えばフリーのエンジニアが何人か集まって合同会社を設立して活動するというケースも考えられる?フリーであることと合同会社にすることのメリットの差があるかはよく分からないけど。それとも個人で株式会社化が得?
従来は株式会社は中小企業でも取締役が3人以上いて、取締役会を必ず設置しなければならず、監査役も1人以上が必要だった。新法制では「株式譲渡制限株式会社」にすれば取締役は1人でもOKで、取締役会と監査役も置かなくていい。
「たとえば、サラリーマンが脱サラして自分1人で焼き鳥屋を始める場合でも株式会社にでき、名刺に『株式会社』と入れれば、対外的に信用力が増します。また、仮に事業に失敗して店舗家賃や仕入れ代金の未払いなどで大きな負債を背負った場合、個人で経営していればマイホームを処分してでも借金を返さなければならない無限責任を負いますが、株式会社にしておけば出資金の範囲内の有限責任だけで済みます」(金子氏)
たしかに株式会社化しておけば出資範囲の有限責任しか追わないので、事業の失敗がその人の生活に致命的なダメージを与えることは少なくなるのかもしれない。事業失敗=再起不能のパターンが減る?
ただし、株式会社化することによって事務作業量(決算、監査など)が増えるのはおそらく間違い無いはず。経産省の資料(PDF形式)によると、作業負荷を考慮して会計監査などで規制を緩めるようなことが書いているのでそのあたりについては考慮しているようだ。
専門的な技術や知識を持った仲間が集まって会社を興すのに向いているのが、新設される「合同会社」だ。
「専門家が集まって仕事をする場合、出資者が出資額に応じてさまざまな権利を持つ株式会社という組織は馴染みません。その点、出資者自らが話し合いながら機動的に経営を行う『合同会社』なら、経営方針を決める権限や配当の分配率を出資額に関係なく決められる。気の合った者同士で、お互いがパートナーとして一緒に事業を進めていくような組織がいいと思っているグループに向いています」(金子氏)
従来の合名会社や合資会社と違い、対外的には全員が株式会社の取締役と同様に有限責任で済むのもありがたい。
この解説だけだとよく分からないので、総務省サイトの法律案を眺めてみたけどさすがに法律文はわかりにくい。まとめサイト的なのを第一法規がやっているけど会員登録が必要なのでパス。
たぶん、株式会社だと株式の保有数に応じた議決権の多少で、重要事案が議決されるかどうかがほぼ決まってしまうけど、合同会社の場合は出資者がみんな同等の権利を持つってことなのかな。もし出資者同士で意見が割れたときにどう決着つけるのだろう。
たぶん来年の法律施行までにいろいろな情報が出てくると思うので、独立や起業を考えている人は注目、なのかな。
コメント
お疲れ様です!
ブログのコメントに古川さんがレス付けていますね。
空の上の人からレスが来るって驚き!
>たぶん、そういう社員重視の会社って数えるほどしか無いんじゃないかと。
>おまけにIT業界であるのかなぁって感じですね。
>どこの会社も「社員を大切にしている」と言うけれど、売上げ利益にウェイトを
>置くと、知ってか知らずか自然に社員にしわ寄せが行っているんですね。
多分、あんまりないのじゃないでしょうかね。社員の事よりやっぱり
売上げ利益にウェイト置くわけで、利益あがることで若干社員に還元
される感じかな。(ほとんどは、会社の上層連中、株主に還元される
ってことでしょうが。。。)
>企業は利益を出すようにするのは当然(株主とかから見れば)だけれど、
>それと社員に求める負担との兼ね合いが難しいのかなぁという気がします。
>
>多少仕事が辛くても、社員の多くが仕事内容に納得して働いているような組織は
>きっと強いと思います。組織としての一体感があるというか。
>やっぱり、そこに出てくるのも社員と経営者で共有された「目標・目的」だと思うんですよ。
>「共有された」って所がポイントで、どちらか一方が勝手に決めたものだと
>もう一方がその目標に向かって頑張ろう、みたいな気分にはなりにくいでしょう。
>そこを一方的に「目標を達成しろ」と圧力をかけると、それはノルマに化ける。
>そうするとノルマに押しつぶされる人、必死でノルマを達成しようとする人が出てきて…。
そのとおりですね。経営者、社員が共に共有した目的・目標であったら多少き
つくても乗り切れるでしょうね。
あくまで、経営者>社員でなく、経営者=社員であって、社員と経営者とが会
社の将来の方向性、社員の将来の方向性について話し合い、お互いの「目標・
目的」をすりあわせながら進めていくというのがいいですね。
あと、一方的な目標の「ノルマ」を押しつけた場合、本人から自発的に「やる」
のではなく「やらされる」てことになり、やらされた場合の仕事の効率は悪く
なるから、どうやったら自分から自発的に「やっていく」のか、モチベーショ
ンを保てて仕事をやっていくのかを経営者、社員含めて話し合う雰囲気(社風)
作りというは大切なのかな。
>でも、仕事のためにどこまで自分を犠牲にするか?っていう尺度がポイントなんでしょうね。
>日本人の気質なのか、本当に何もかも犠牲にしてしまう風潮がまだまだありますし。
自分の職場も部署によってことなりますが、予算や給与関係の部署だと毎日遅く
までやっていますね。自分の方も、自己犠牲してもかまわない部分はあります
が、「これやることで何か自分のメリットあるの?または、なにか学ぶことある
の?」て考えて、あまり身につかないようだと、自己犠牲する必要ないなと思い
かるくスルーしますねw
>本当にそうだと思います。「学ぶ」ことができればまだマシなんでしょうけど…。
>いや、若手のころは何だかんだ言っても学ぶことはあったけど、
>使い古されているうちにその気力が無くなるという(笑)
>モチベーションの維持って難しいですね…。
大きな目的・目標がないと難しいでしょうね。
ここいて「学ぶ」ことがなければ、あまり意味無いなーと思ってしまう
ことありますよね。findupさんの場合プログラム開発する以外、例えば
会社の運営だとか方針だとかそんなことを「学ぶ」ってことは考えられ
ますが。。。
>7年前ってまだ2chとかそういう掲示板の類があったという覚えが無いですね。
>あったのかな?
>でもあの頃は、地場の中小ソフトハウスに比べれば絶対良いはずだ!って
>思ってましたねぇ。今でもそう思って入ってくる新人は多いみたいですけど。
>私はそれに専門学校卒だったんで就職先が意外と少なかったというのもありましたし。
>地場企業はたくさんあるんですけど、なんかパッとしなくて。
>そういう会社に比べたら、この会社に入れてラッキー!とか当時思ってましたねぇ(苦笑)
入ったとたん、IT系の業務を残業、徹夜、休出、デスマのオ
ンパレードでパシリのごとく使われ、あげくの果てには興味の
ない組込み系やらされているってことで考えてよろしいでしょ
うか?w
あと、7年前から2chありましたよ。あのときからアンダー
グランドでは有名でしたが、一般人はあまりしられていないよ
うでしたね。最近ではことあるごとに、2chが話題になって
いますね。
>気力と体力は底をつきつつあります(^^;
>なんとか復活したいですけどね。
>キレるか、精神的に潰れるか、いいオファー(笑)とかきっかけが
>無いと会社は辞めないかも。辞めるきっかけが…
まだまだ続く・・・てことで考えてよろしいですねw
求職活動していますから、やりたい仕事のオファー次第でどう
なるかってことでしょうけど。次いった先がもっとひどくて、
やめとけばよかったと思わなければいいのですが。w
今の所、組込み系でやりたい事とは掛けはなれているから、で
きることならIT系の職種からオファーがあればいいですね。
今の状況で、辞めたいと思う割合ってどのくらいですか?
(その時々の状況での場合だけじゃなく、冷静に考えた場合っ
てことね)
>幸せでは無いと思います。管理職は管理職で辛そうですね。
>売上げ利益を上げるためのプレッシャーがすごいみたいですし。
>現場から管理職になった人で、管理職の仕事に四苦八苦しているような
>人もいて、「現場のままが良かったんじゃ…」と思うことも。
>ピーターの法則みたいに「出世しない」選択も有りだと思いますね。
>でもいつまで技術で食べていけるかという不安はあります。会社にもよると
>思いますけど、今の会社ではそろそろ厳しくなってきたかもしれません。
このままの道順だと、順当にいけば管理者直行しそうではないで
しょうか。ようは毎月その分の金もらっているのだから、管理者
しろよって話になりそうな気がしますし。
現場で必死こいて働いた時の努力むなしく、管理者になったこと
で別なプレッシャーに追いまくられる状況になりそうだねw
ただ、売上げの為だけに管理者となって必死こいている自分と照
らし合わせたときにむなしさだけが残るように思えます。
>最初に入ったのがIT系なんで、経験とスキルはある程度積んできたので
>せっかくならそれを生かしたかったなぁ…と。
>組込系でもドップリ浸かっていけばそのうち慣れるんでしょうけど、
>なんか面白みが見えなくて。地味で大変というイメージが強烈にあります。
>今の会社では異動というのも大変ですし、異動するなら九州を一回出た所で
>仕事をしてみたいと思ってます。九州のIT系案件は単価が低いので利益が
>出にくいようで、受注しても後が大変…って状況ですね。
一度は、九州でた方が勉強になるってことはありますね。自分も
2年東京に住んでいたけど、地方と都会では考えの差があまりにも
ありますね。(東京って地方の寄せ集めですが、考えがあまりにも
ドライって感じで・・・)
今は地元に戻っていますが、人間関係に悩まされることないですし
、通勤ラッシュというのはないですからね。
話がそれたけど、IT極めるために、同じ阿部氏の中で転勤希望だす
って方法もありですね。
>組込系に来てから自分の居場所が少なくなった感じですね。
>IT系で積んだ経験とかを捨ててほぼゼロから勉強しなおしなところが多いし、
>上に書いたように「いつかはIT系の案件に戻れる」ってことも無くなって
>しまいましたから、かなりのダメージでした。
>組織改変がある前はIT系と組込系と部署が分かれてなかったんで
>行き来できたんですけど、その希望が無くなってからどうしよう?という
>感じですね。
>いまさら腹を括って組込系を極めるかっていうのも。
>新人の時から組込系なら、そういうものだって思ってたでしょうけどね。
自分がやりたいこと出来ない場所いても仕方ないですね。同じ社内
でも異動があれば、まだ希望が持てそうですが、そうでなければ社
内の転勤希望だして、それにあった所で働くか、はては転職ていう
方向もありえますね。
仕事をやっていくうえで、今まで積んだ経験が生かされればまだしも
またゼロからやり直すとなるとモチベーションさがりそうですね。
>うーん、10年後にどうなるか。
>いちおう、「大手下請け」から脱却を目指しているので、まじめに考えると
>中堅からベテランはもちろん上流工程専門(上級SEとかコンサル)にして、
>単価が高く売れる職種に仕立てる。
>プログラマは安く大量に集められるはずなので、そこは若手なり外注さんなりで
>担当するという感じでしょうか。
>業界全体の仕事のパイが拡大していけば、この構図も成り立つような気がしますが、
>パイが小さくなると、阿鼻叫喚なことになるかもしれませんね(^^;
上流工程専門する場合って、そんなに人数いるのかな?
ほんの一握り上流工程ができる人がいればいいのだから、そこまで
人数かき集める必要はない気が・・・もしかすると、外注や若手を
使う際の橋渡しとして人が必要なのかもしれませんね。
今のデフレだと、仕事の案件はあるけども単価叩かれるから、安い
人材(20代全般)と外注にたらい廻されそうですね。
IT業界も一歩間違えると、”早い”、”安い”、”うまい(品質が
いい)”てことで某牛丼チェーンみたいなものになりそうだから、社
員必死なんでしょうね。w
>いちおう人売りの限界というは会社も分かってはいるようでいろいろ取り組み
>をやっています。
>ただ、特に地方とかでは目の前の売上を求めて、手っ取り早く人を売ると
>いうのは変わらないと思います。うちのような会社は空き要因が出るのが
>数字的に一番ダメージが大きいので。
やっていることは、人売り、持込み開発、自社開発ぐらいしか
考えられないから、そのどれかに力いれるのでしょうね。
やっぱり、デスマしたあとも何も無かったように、すぐに次
の案件されされるのでしょうか?
>やっぱりITバブル期(90年代終わりごろ)からパイが急成長してきたときに
>どこの会社も新卒をたくさん採用したんだと思います。
>メーカー系なら、親会社から出向で来た人とかいると思うので平均年齢は
>高いと思いますけど、そうでない独立系のソフトハウスは平均年齢が低い
>人たちで構成されてるはずです。
うーんどうでしょうね。ITバブル期以前には、バブル時期はあったのだ
し、そのときに大量採用されてそのままエスカレータで上がっていけば、
中堅層が多くいてもおかしくはないとおもいますが。
新しい会社であるならばまだしも、何十年もあるような所で中堅・ベテ
ラン層があまりいないというのも気味が悪い気がします。
>私はベテラン層が飽和状態になって淘汰されるんじゃないかと思います。
いつかは、今の30代前後の人たちは淘汰されるのでは・・・^_^;;
>IT系にしても組込系にしても、現場が本当に欲しい人材は経験を積んだ中堅・ベテラン
>だと思うんですね。そういう人たちがプロジェクトのキーマンとなっていると
>プロジェクトが失敗する確率も下がるんじゃないかと思います。
>ただ、年齢だけ高くてスキルがそれなりなら、同じスキルを持った若手に置き
>換えられてしまうのでそういう人は自然に淘汰されていくのかなぁ、と。
そうですね。確かに年齢高くてプロジェクトのキーマンになれる人もしく
は管理できる以外は淘汰されるのでしょうね。。。
例えば今の30代前後の人がこのまま5,10年後そこに居座る場合、年
齢に伴い今より気力・体力・知識共に劣ってしまい、それこそ20代の若
手にとってかわる時期が来た場合は、ほんの一部以外は淘汰されてしまう
のではないかと考えますね。
また、阿部氏が上流工程の大企業めざすのであればなおさら、一部できる
中堅・ベテランだけで、あとは若手&外注といことで、できない中年は場
所がないように思います。
ということで、5,10年後なってもやはり阿部氏の平均年齢は30歳前
後ってかんがえてよろしいでしょうか?w
>「行動」より「考え」が先にくる・・・そのとおりですね。
>だんだんと自分自身に枠をはめて物事を考えるようになりますね。
>よく、「物事をできる方法を探す人と、できない理由を探す人の2種類に人は分かれる」
>と言いますが、かなりの人が後者のほうになってしまうんじゃないでしょうか。
>私も「できない理由を探す人」になってしまってますね。
>現実を見すぎて夢を見れなくなっているのかも・・・
確かに、自分の方も同様に枠はめて考えてしまいますね。今まで合った
こと・経験したことなどは自分の考えの枠の中で考えて処理していきます
が、それ以外のことになると迷ったあげく放置することありますねw
あと、「物事をできる方法を探す人と、できない理由を探す人の2種類に
人は分かれる」というのは、興味のあることだとできる方法を探しますね。
(あくまで興味あることで)できない理由を探して物事や自分から逃げる
より、できる方法を探した方が答えがいつかは見つかるだろうと思ってい
ます。
>私のやりがい・・・
>達成感があるというのが第一かもしれないですね。途中は辛くても
>やり遂げたっていう感じが欲しいですね。
>あと経験はありませんけど、自分の作ったモノが市場に出回るとか。
>小さいと思うかもしれませんけど、こういう細かい実感を積み重ねるのも
>やりがいかなぁ、と。
>人のやっていないことをやるのはリスク高いし、辛いですね。成功したときの
>達成感はものすごいと思いますけど、私には達成感を感じるほどの経験はまだ
>ないです…。
物をつくって市場に出回るというのはやりがい感じるのですね。
また、人のやってない道は確かにリスクたかいし、辛いことが多いでしょ
うね。
人のやっていない道でも大きな目標・目的があって達成されれば、達成感
はものすごいものだと思うし、自分が頑張れる理由、自分がそこに存在
している理由ていうものも見えてくるように思えます。
>うーん、tさんが元々なりたかった職業ってなんでしょうか?
>その職業に転職するのは難しいとしても、それに近いことをプライベートで
>やってみるとか…
やりたい職業・・・それいうと夢・妄想の部類に入ってしま
いますから話したくないですね。^_^;(いつか話せる日がくる
かもしれません
あくまで、現実のしがいない現状をどうやったら打破できるか
考えた方がいいのかもしれませんし。。。
>その人たちが頑張れるっていうのは、事務仕事に某かのやりがいを持っているん
>じゃないですか。前向きに頑張っている場合ですけどね。
>後ろ向きに頑張っている人は「早く帰りたい」とかそういう感じなのでは(^^;
他の人たちはどうなんでしょうね。高校、大学卒業してずっと
同じ職場って人が多いから、今の現状を受け入れているだけで
やりがいは感じていないのではないのでしょうか。
例えば、findupさんが阿部氏に約20年間いたとして、やりがい感
じますか?ってことを質問された場合どう答えますか。
同じ環境、同僚、仕事内容にずーっといた場合、それが当然とお
もうから「やりがい」というのはまた別でしょうね。
やりがい求めるのであれば、外でればいいのだけであってw
自分は後ろ向きだから、とっとと帰りたいと思いますね。
>本当のことを言うと3ヶ月か半年くらい全てを忘れて休みたいですね。
疲れたときは、休養するのが一番でしょうね。^_^;
本読んだり、旅行したり、テレビみたり、自分の時間をゆっくり
とった方がいいでしょうね。
一歩会社との距離おくことで、現状を冷静にみれる部分あるし、
将来の方向性もわかってくる事もあるし。。。
>そうですね。なんにしても目標・夢がないと始まらない気がします。
>でもこうやって色々悩んだりするのも人生の糧にはなるかなぁと思います。
>夢や目標をきちんと持って人生突き進んでいる人ってきっと多くは無いですから、
>こうやって悩んで、たまには他の人とも話しをしてっていうのも良いことだと思います。
>そういう中から少しずつ見えてくるものもあるかもしれないですね。
このまま惰性でいった場合、それなりの安定はあるけど惰性の日々
になるし、大きな目的・夢があってそれに邁進した場合、安定はし
ていないしリスクは伴うけど、仕事に対しての”やりがい”、”モ
チベーション(動機)”ていうのがはっきりわかるのでしょうね。
#ということで、いろいろ考えていたら話が長くなりました(笑
お疲れ様です!
>ブログのコメントに古川さんがレス付けていますね。
>空の上の人からレスが来るって驚き!
いや、びっくりです。
どうも検索エンジンからやってこられたようですが、
なんかこれを機に少しはお近づきになれたら良いなぁ…とか
思ったりしてます(^^;
>あくまで、経営者>社員でなく、経営者=社員であって、社員と経営者とが会
>社の将来の方向性、社員の将来の方向性について話し合い、お互いの「目標・
>目的」をすりあわせながら進めていくというのがいいですね。
そのとおりなんですけど、やっぱり会社組織が大きくなって役職の階層も増えてくると
どうしても「上からの指示に従う」という傾向にあると思います。
特にうちの会社の場合は社長が創業者でもあるので、自然と存在が大きなものに
なっていて、上層部の「鶴の一声」で物事が動くことが多い気がします。
>あと、一方的な目標の「ノルマ」を押しつけた場合、本人から自発的に「やる」
>のではなく「やらされる」てことになり、やらされた場合の仕事の効率は悪く
>なるから、どうやったら自分から自発的に「やっていく」のか、モチベーショ
>ンを保てて仕事をやっていくのかを経営者、社員含めて話し合う雰囲気(社風)
>作りというは大切なのかな。
ノルマでも現場レベルで前向きに達成しようとするモチベーションの統一がとれれば
まだ良いような気がします。うちくらいの大きな会社だと経営層にはとてもじゃないけど
声が届かない気がします。時代劇みたいに「頭が高い」感じで。
ただ、ノルマ達成のあまり犯罪まがいのことをしてしまう会社もあるようですけど…
そこはコンプライアンスの意識がどれだけあるか、言葉だけ一人歩きする会社は
たくさんあると思いますけどね。
>自分の職場も部署によってことなりますが、予算や給与関係の部署だと毎日遅く
>までやっていますね。自分の方も、自己犠牲してもかまわない部分はあります
>が、「これやることで何か自分のメリットあるの?または、なにか学ぶことある
>の?」て考えて、あまり身につかないようだと、自己犠牲する必要ないなと思い
>かるくスルーしますねw
スルーするのは重要ですよ(^^;
自分にいらない作業負荷をかけなくて済むってのもありますし。
「あいつは手を抜いてる」と思われないようにしながら、自分のなかで作業を
選んだり捨てたりっていうのは必要ですよ。まぁ聞こえは悪いかもしれないけど
仕事も要領よくって感じで。
私はつい数年前までそれに気づかなくて、なんでも引き受けてましたね。
それはそれなりに良かったことも多かったんですけど、「便利屋」みたいに
思われてるって気づいたときに、「このままだとほんとに便利屋にしかならない」
って思って、本気でやるところと適当にスルーすることを覚えました。
>大きな目的・目標がないと難しいでしょうね。
>ここいて「学ぶ」ことがなければ、あまり意味無いなーと思ってしまう
>ことありますよね。findupさんの場合プログラム開発する以外、例えば
>会社の運営だとか方針だとかそんなことを「学ぶ」ってことは考えられ
>ますが。。。
技術は意外と会社では学べないんで、今も昔も独学ですけど、
管理とかそういうのは学ぶことができるかなと思いますね。
まぁ、「反面教師」的な部分も多いですが(^^;
>入ったとたん、IT系の業務を残業、徹夜、休出、デスマのオ
>ンパレードでパシリのごとく使われ、あげくの果てには興味の
>ない組込み系やらされているってことで考えてよろしいでしょ
>うか?w
会社の流れに乗ってひたすら働いて、気がついたら今の場所に漂着してたって
感じですね(苦笑)
もっと若い時に自分のポジションに気づいていればもう少し
上手い逃げようがあったかもしれません…
若いころはどんな仕事でも必死でやってましたから…。
それはそれで純粋で良かったところもあったでしょうが。
>あと、7年前から2chありましたよ。あのときからアンダー
>グランドでは有名でしたが、一般人はあまりしられていないよ
>うでしたね。最近ではことあるごとに、2chが話題になって
>いますね。
昔からあったんですね~。その当時に自分が2ちゃんを見てたら
どうしてただろう…。でも、地元ソフトハウスに入っても、親会社の
仕事ばかりやらされているか、やっぱりうちみたいな会社に派遣に
出されてそう(笑)
さっきエントリした”ぐち0x12 ~底なし沼はなお深く~”って中でやっぱり
うちの会社が出てくるあたりがもうダメですね。
昔も今も2ちゃんねるでネタになるって、何も変わってないのかも。
>まだまだ続く・・・てことで考えてよろしいですねw
まぁたぶん今年度いっぱいくらいはいると思います、
なんだかんだ言って(^^;
こういうときに自分の決断力の無さが足を引っ張るわけで…
>求職活動していますから、やりたい仕事のオファー次第でどう
>なるかってことでしょうけど。次いった先がもっとひどくて、
>やめとけばよかったと思わなければいいのですが。w
エントリにも少し書いているんですが、原田氏の著書「とことんやれば必ずできる」の
中で、”プラス要素を五つ数えてから転職する”っていうのが出てくるんです。
転職を決める前に、転職先が今の会社より良いと思うところを五つ以上挙げなさい、と。
どうせ、転職先に入ってしまうとそのうちの三つ四つは裏切られてしまうから、
せめて一つは裏切られないものが残るように、利点をたくさん挙げられる会社を
選びなさいってことだそうです。
かなり核心を突いている感じがして、読んだとき苦笑してしまいましたが(^^;
>今の所、組込み系でやりたい事とは掛けはなれているから、で
>きることならIT系の職種からオファーがあればいいですね。
IT系のスカウトも頂いてます。
ちょっとIT系の仕事から離れて久しいのでIT系の知識を思い出して、
トレンドについて行くべく自前で少し勉強し始めてます。
>今の状況で、辞めたいと思う割合ってどのくらいですか?
>(その時々の状況での場合だけじゃなく、冷静に考えた場合っ
>てことね)
冷静に考えると、4割くらいかなぁ…。半分までは行かないというところ。
だいぶ前にも書いたと思いますけど、転職に対する不安と今の状況(まぁ良好な人間関係
とか今の会社に慣れてしまっているところとか)に依存しているのが強くて、
その辺の踏み切れない原因が辞めたい気分を押さえ込んでいる気がします。
>このままの道順だと、順当にいけば管理者直行しそうではないで
>しょうか。ようは毎月その分の金もらっているのだから、管理者
>しろよって話になりそうな気がしますし。
確かにそうなんですけど、管理者にならなければ昇給が遅くなるくらいですかね。
私の後輩なんかでもとっとと管理者になって私より給料もらっている人もいますし。
うちの会社には技術職で昇進するというキャリアパスが無いので、どこかで会社と
ぶつかるだろうとは思っています。そのときにはプレイングマネージャーとかで
なんとななれば良いんでしょうけど。実際はそう上手く話しは進まないと思いますけどね。
>現場で必死こいて働いた時の努力むなしく、管理者になったこと
>で別なプレッシャーに追いまくられる状況になりそうだねw
>ただ、売上げの為だけに管理者となって必死こいている自分と照
>らし合わせたときにむなしさだけが残るように思えます。
単純な数字と人の管理だけの管理者には絶対なりたくないですね。
自分の能力が衰えるまでなんらかの形で技術に関わっていたいです。
今の会社でどうしても管理だけをやれと言われたら、とりあえずケンカすると
思います。それでダメなら辞めちゃうかも…。
管理職を極める人とか、技術職を極める人とか、それぞれいても良いと思うんですけどね。
>一度は、九州でた方が勉強になるってことはありますね。自分も
>2年東京に住んでいたけど、地方と都会では考えの差があまりにも
>ありますね。(東京って地方の寄せ集めですが、考えがあまりにも
>ドライって感じで・・・)
東京の人たちってドライなところがあるんですか…。
私も周りと比べるとドライな考え方をすると思っているんですけど、
きっとそれ以上なんでしょうね。
>今は地元に戻っていますが、人間関係に悩まされることないですし
>、通勤ラッシュというのはないですからね。
>話がそれたけど、IT極めるために、同じ阿部氏の中で転勤希望だす
>って方法もありですね。
転勤したとしても、うちの会社はうちの会社だしなぁ…(^^;
関東の部署のほうがもっと酷いなんて噂も聞きますし、東京出るなら
別の会社でって思いますね。
>仕事をやっていくうえで、今まで積んだ経験が生かされればまだしも
>またゼロからやり直すとなるとモチベーションさがりそうですね。
逆にモチベーションが高くなる人もいるんでしょうけど、私の場合は
けっこうプレッシャーですね。
始めてやるからって失敗が許されているわけではないし、毎回ゼロからの
作業をやっていると精神的に疲れてきます。
>上流工程専門する場合って、そんなに人数いるのかな?
>ほんの一握り上流工程ができる人がいればいいのだから、そこまで
>人数かき集める必要はない気が・・・もしかすると、外注や若手を
>使う際の橋渡しとして人が必要なのかもしれませんね。
若手、外注の管理のためにってのはあると思います。
そうすればたくさんのプロジェクトを立てることができるし…ってのが
建て前です。
>今のデフレだと、仕事の案件はあるけども単価叩かれるから、安い
>人材(20代全般)と外注にたらい廻されそうですね。
>IT業界も一歩間違えると、”早い”、”安い”、”うまい(品質が
>いい)”てことで某牛丼チェーンみたいなものになりそうだから、社
>員必死なんでしょうね。w
いやー、もうすでにIT業界は末期症状かもしれません。
安い値段でかつ短納期、だけど顧客要求は高い。
そういう時は少数精鋭でプロジェクトをやるのが望ましいけど、
実際はハイスキルな人は少ない…。
勘違いして単価の安い若手とかを大量動員してみたところで、
プロジェクトは失敗する確率は高い。ごく一部の人を除けば死屍累々って
感じじゃないかと思います。
まぁうちの場合は「人をたくさん投入すれば何とかなる」って本気で思っている
人がいるのが困ったところです。
>やっていることは、人売り、持込み開発、自社開発ぐらいしか
>考えられないから、そのどれかに力いれるのでしょうね。
>やっぱり、デスマしたあとも何も無かったように、すぐに次
>の案件されされるのでしょうか?
ほんの何日かの休みを取ったら次の案件へというのが普通かも。
まぁコスト面で余裕があったり、あまり人手不足で無ければ1週間とか休めますけど。
デスマなどでプロジェクトが成功しなくても、あまり次にその教訓を生かしてない
ことが多いかもしれません。じっくり反省すると言うこともなく次をやるから…。
>うーんどうでしょうね。ITバブル期以前には、バブル時期はあったのだ
>し、そのときに大量採用されてそのままエスカレータで上がっていけば、
>中堅層が多くいてもおかしくはないとおもいますが。
>新しい会社であるならばまだしも、何十年もあるような所で中堅・ベテ
>ラン層があまりいないというのも気味が悪い気がします。
うーん、ある程度の退職者はいると思いますけど…。
いま四季報見たら平均年齢が32.1歳でした。確かに若いですよね。
まぁ九州に限って中堅が少ないだけかもしれません。
10年くらい前の合併の影響がいろいろと…。
>また、阿部氏が上流工程の大企業めざすのであればなおさら、一部できる
>中堅・ベテランだけで、あとは若手&外注といことで、できない中年は場
>所がないように思います。
>ということで、5,10年後なってもやはり阿部氏の平均年齢は30歳前
>後ってかんがえてよろしいでしょうか?w
ええ、逆に平均年齢が下がるんじゃ無いかとすら思ってしまいます。
だいたい、総社員数の1割近い数の新人が入社してきますから、毎年。
中途採用も頑張って取っているようですが…人数的にはあまり多くはないんじゃないかと。
>あと、「物事をできる方法を探す人と、できない理由を探す人の2種類に
>人は分かれる」というのは、興味のあることだとできる方法を探しますね。
>(あくまで興味あることで)できない理由を探して物事や自分から逃げる
>より、できる方法を探した方が答えがいつかは見つかるだろうと思ってい
>ます。
まぁいわゆる起業家とかの人たちの本を読んでると「興味ないことでも
できる方法をさがしてチャレンジする」って書いてるのが多くて、
このあたりが凡人とは違うんだろうなぁって思わされます。
興味のあることなら、できる方法を探すことの行為自体が楽しかったりしますね。
それが仕事になると途端に楽しくなくなってくるんですが(^^;
>人のやっていない道でも大きな目標・目的があって達成されれば、達成感
>はものすごいものだと思うし、自分が頑張れる理由、自分がそこに存在
>している理由ていうものも見えてくるように思えます。
そうですね。例えば達成したときのイメージとかが自分の中にあればそれに向かって
突き進む具体的な道が見えてくるでしょうね。
その達成した時のイメージを持てるためには目標と目的がはっきりしている
ことなんでしょうねぇ。行き着く先はいつも目標と目的です。
>例えば、findupさんが阿部氏に約20年間いたとして、やりがい感
>じますか?ってことを質問された場合どう答えますか。
>同じ環境、同僚、仕事内容にずーっといた場合、それが当然とお
>もうから「やりがい」というのはまた別でしょうね。
>やりがい求めるのであれば、外でればいいのだけであってw
>自分は後ろ向きだから、とっとと帰りたいと思いますね。
20年いてもやりがいは無い可能性が高いですね。
まずは組織としてのモチベーションが低いですから。仕方なく淡々と仕事している
人が多いし。
誰か例えば仕事のあり方、組織のあり方、技術論とか何か一つでも熱く語り合える
人たちがいれば、長く会社にいてももう少し違ってくると思いますね。常に刺激しあえる
環境ならマンネリにはなりにくいかも。一つの組織にいると考え方とか固まってくるかも
しれませんけどね。
うちの会社は今みんなあきらめムードな感じです。
この会社を盛り立てようっていうのは無いように思います。
>このまま惰性でいった場合、それなりの安定はあるけど惰性の日々
>になるし、大きな目的・夢があってそれに邁進した場合、安定はし
>ていないしリスクは伴うけど、仕事に対しての”やりがい”、”モ
>チベーション(動機)”ていうのがはっきりわかるのでしょうね。
けっきょく安定(マンネリ)を取るか、モチベーションを取るかってところに
落ち着きそうですね。
これも原田氏の著書で読んだのですけど、30歳前後って自分の目標を見失うことが
多いんだそうです。会社入ってしばらく経って、あれ?って立ち止まる。
まぁこうやって自分の目標がわかんない人が意外といっぱいいるのかな、と
考えると少し気が楽になりました。
いずれ早いうちに答えは見つけたいですけどね。