今年のふりかえり

またいずれ詳しくふりかえりを書くかもしれないけど、とりあえず軽くふりかえりを書いておく。

今年は9月と10月の2ヶ月以外は福岡にいなかった年に。刈谷での仕事はけっこう辛かった。

2つのチームに所属したけれど、あとから入ったチーム、つまり今属しているチームの仕事がとてもストレスフルだった。
あまり私の得意では無い仕事というか、環境というか…それに加えてとにかく連日の深夜残業と休日出勤が続いて、かなり参ってしまったのは事実。

私は人とのコミュニケーションが苦手というビジネスの世界に生きてる人間としてはけっこう致命的なものを抱えているので、多方面の人と調整や会議をしたりとか、面識のほとんどない人とスムーズにやり取りしたりというのにとても抵抗感を感じてしまう。今の仕事はそういう場面が多いので、普通の人なら苦にならないのだろうけど私の場合は人以上にストレスを感じるというのも、今回の仕事が辛い要因なんだろうなとは思っている。

この辺の自分の性格(?)については、また別途ちょっと書いておこうかと思っていることはあるので、ここでグダグダ書かないけれども、今年の仕事のふりかえりとしては、
・Linuxをターゲットにした開発に少し慣れた
くらいか…。

Linux上でCを使った規模は大きいけれど割とオーソドックスな開発で、gdbを使ってデバッグしたり、coredumpから解析・デバッグしたり、メモリのオーバーフローを解析したりとデバッグ系の方法は少し身についたかもしれない。だけど上流工程は今年は大したことやっていないし、昔からの品質のイマイチなソースを相手に機能追加して、あれこれ噴き出すバグを必死に直したり抑え込んだりして過ごしたのがメインの年になってしまった感じはある。

技術的負債を改善するだけの工数の余裕もリソースの余裕も無く、直したい箇所はたくさんあるのに手を付けられずに機能追加していくしかない、そしてバグがいろいろ出るのが予想される中で予想通りバグが噴き出したときの徒労感はなかなかにやるせない気持ちになる。

そういう状況の中で、自分自身がかなり後ろ向きになってしまったせいかモチベーションを上げることもできず、だんだんと嫌なことから目を背けたり、状況から逃げるようになっていってしまった。決して仕事をしなかったわけじゃないのだけど、逃げたことも多かったように思う。社会人になってから一番仕事に対してきちんと取り組まなかった年だったかもしれない。言い訳をすればたくさん出てくるのだけど、とりあえずここでは書かないでおく。

仕事面での自分の成果や成長はあまり無かった、という結論になるだろうか。

生活面は、刈谷滞在が1年を超えて刈谷はもういいかな、という気分だった。仕事での拘束時間が多かったのであまり生活らしい生活はできていなかったけど、近辺もだいたい巡ったし足も限られているし、ちょっとした時間で行けそうなところが無くなってきて「飽きて」きてた感じはあった。

福岡に帰ってからも会社行って深夜に帰って寝ての繰り返しで、ある意味ルーチンワーク的な日々しか送れていないような気がする。たまの休日はぐったりと寝ていたり現実逃避のようにボーっとネット動画を見るくらい。1年前、2年前に比べて明らかに無気力感が増している感じがして、自分でも少し危険な感覚はある。このへんの心身の変化はまた別に書こうかと思う。

まとめると、今年はルーチン的に過ぎていった1年ということか。まぁ自分の振る舞いしだいで変えることができたところもあるのだろうが、体力的に精神的にも疲れが溜まって何もしたくなかったのが大きかったかもしれない。この年齢で1年ほぼ棒に振るというのはとても痛いことは分かっているのだけどね…。

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