夏休みの前には、休みが取れるかどうか分からない状況ではあったけれど、休みが取れたらどこか旅行に行こう、そのときにやっぱり写真を撮りたいなぁと思ったわけだけど、いま住んでるところにはコンデジしか持ってきていない。
福岡に帰ればPentax K100Dというデジタル一眼があるけど、そもそも休み中に福岡に戻ることはあまり考えてなくわざわざ取りに帰るのもどうかと思うし、K100Dも6年落ちの機種で少し物足りないところが出てきていたので、この際だから一眼も新しいのにするかな…と数日、ネットをあれこれと見ていた。
正直、かなり幅広く迷った。
最初は、とりあえず安くてもローエンドでも良いから一眼なら良いか、とEOS kiss X50とかNikon D3200/D5100などを見ていた。このあたりならキットレンズセットでも4,5万くらい。ただ、旅行に持って行こうと思うとダブルズームのようなレンズ2本は嵩張るので止めておきたい、そう考えると18-135mmのレンズセットがあるといいのだが型落ちモデルだとそういうセットが無いものもあり、んー、というところ。ただローエンドは初心者向けなのでカメラ重量が軽くできているものが多いので、旅行に持って行くなら軽い方が良いかなと思っていたのもあった。
軽さだけで言えば、ミラーレスも少し考えたのだけどコンデジとの使い分けが微妙になりそうだったのと、ミラーレスもレンズ1本で運用するならそれこそ高いコンデジと同じになってしまうだろうと考えて候補から外した。
ネット上のレビューを見ていると、ローエンドはローエンドなりのスペックだったりする。当たり前だけど。昔に買ったK100Dも割とローエンド寄りのモデルだったし、ローエンドからローエンドへの買い換えもどうなの、という気持ちが湧いてきた。そもそもK100Dを使っているうちに物足りなさを覚えたから新しく買おうという気になっているのだから。
じゃあミドルレンジのモデルはどうなのかと見てみると、型落ちであればプラス2,3万あれば手が届きそう。ミドルレンジの機種もいろいろ考えた結果、EOS 60Dにしてみた。最新モデルには惹かれるけど余裕で予算オーバー。あとこの時点で軽量化は諦めるしかない。
カメラメーカーもあまりこだわりは無く、キヤノン派かニコン派の二択ならニコンを選ぶ。でもなんとなく、というくらいでほとんど根拠は無い。中学生の頃に写真部に入っていたのだけどそこで学校の備品だったF401というカメラ(当然その当時なのでフィルムカメラ)をずっと使っていたので気分的にニコンに愛着があるかな、というくらい。
K100Dを持っているのだから今度もPentax、K5-IIローパスフィルタレスにはかなり惹かれた。けどPentaxはサードパーティのレンズが少なめなこと、納期と価格、Pentax以外の2大メーカー、キヤノン、ニコンも使ってみたかったという理由で今回はパス。K100Dのレンズを使い回そうにも福岡に置いているのでボディだけ買って安上がりには済まなかったのもある。
EOS 60Dは3年落ちのモデルだけど、レビューはけっこう高評価でバリアングル液晶がついているのがポイント。昔、PowerShotのバリアングル液晶のコンデジを使っていたときに便利さは知っていたので、一眼なので基本はファインダーでライブビュー撮影はしないけれどいざという時に役に立つかもしれないと思ったのも大きい。
レンズは、キットレンズが18-55mm、18-135mm、ダブルズームと選べはしたものの18-135が納期が夏休みまでには怪しかったのと旅行中はレンズ1本で行きたかったのでボディと、18-200mmのSIGMAのレンズを別に合わせることにした。空港で飛行機の写真を撮ることもあるので、200mmは無いとなぁ、と。本音を言えば本機で飛行機撮るなら300mmまでは欲しいけどそこまでお財布に余裕は無い。
さて当面はレンズはこの1本の予定。このままキヤノンでレンズを揃えてキヤノン派になるか、と言われると分からないし、何年かしてフルサイズ機が手に届く範囲に降りてきたらその時にまたメーカーを乗り換える可能性もあるし…。安い単焦点を買うことはあるかもしれないけど、それくらいかな。
と言うわけで、アクセサリを含めて10万円以内になんとか収まった。写真だけが趣味では無いし旅行費用も考えると、心理的に10万円超える買い物はちょっと…。
ということで届いた。
バッテリーとレンズを組み合わせるとさすがにずっしりとくる重さ。ただこれはミドルレンジモデルの宿命だろう。実際、旅行中は長めのストラップを付けて、斜めがけをしていたり場所によってはカバンの中に入れていたけれど、長時間持ち歩いていると重さを感じる場面が時々あった。選んで買った以上はきちんと持ち歩いて使うようにしないとね。
使ってみて思ったのは、シャッター音は小気味よく個人的には割と好きかも。AFの合焦はもう少し速いといいのだけど、本体のせいかのかレンズのせいなのかはこの組み合わせでは分からず。
旅行中に撮っていて、測光モードの使い分けをきちんとしないとなぁと。例えば神社の参道(森のように木が多いところ)で、最近のようなとても晴れた日だと空と地上とのコントラスト比が大きく、空が白飛びするか、地上が暗く写るかみたいになりがち。
しかもカメラの測光の方式によってはアングルを少し変えただけで測光結果が変わるのか、大きく撮れ具合が変わってしまうクセというか、そういうのに慣れずに苦労した写真がけっこうあったのでこの辺りは勉強が必要そう。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 60D ボディ EOS60D
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