連休の真ん中、中部地方の天気も晴れでさて今日はどこへ足を運ぼうかとネットをいろいろ見ていると”祇園祭”の文字が。
そうか、祇園祭やってるのか…。祭りのスケジュールを見るとちょうどこの3連休と宵山が重なるという年で、これは行かねば!とすぐに出発。宵山は7/14~16で平日の年もあり、福岡に住んでいるとなかなか土日と重なっても時間的に行きづらくて、いつかは見に行ってみたいなぁと思っていたところだったのだ。
刈谷を出発して名古屋で新幹線に乗り換えて、全工程1時間ちょっとで京都に到着。去年の夏以来。
京都駅に降りた時点で人の数がすごい。お盆の大文字送り火くらいの人出はありそうな感じ。
さて、祇園祭と言っても細かいことは何も知らなかったりする。宵山の鉾が出ているのはどこだろう?とパンフをもらって見てみると主に四条通を中心に南北、縦には烏丸通りから西側のエリアでやっている。テレビとかで大通りでやっている記憶はあったので、河原町あたりかなぁと思っていたら違うのね。
四条なら地下鉄、と駅に行ってみると大混雑。前日の14日も25万人の人出だったらしいので当たり前か…。通勤ラッシュ並みの電車に乗って四条へ。
着いたのは17時ごろ。まだ歩行者天国になる前の時間だったので歩道に人が溢れて身動きが取れない。
それでも近くにあった函谷鉾へ近づくと、お囃子をやっていた。
他の鉾を見るべく、新町通を北に向かう。明るいうちに見て回れば少しは人が少ないかと思ったが甘かったようだ。
面白いのは、沿道の民家や会社が祇園祭のために昔の屏風や絵画、人形などをディスプレイしていること。
おそらく宵山の期間中はこのように部屋を模様替えして、いろいろ置いて外から見えるようにしているのだと思う。
例えば、メガネ屋の看板が出ているこのお店も…
中を見ると、ご神体(?)が置かれている。
そして人混みに押されながらあちこち見て回っていると段々と日が落ちてくる。
この時間になってくると人出もさらに増えて、四条通や烏丸通りの歩行者天国は大変な混雑。特に烏丸通りは鉾は無く出店がひたすらならんでいるだけで面白く無いので、さっさと鉾のある通りに入ってしまったほうが良いと思う。
日が落ちると提灯の灯りが目立って、明るいときと雰囲気が変わってくる。
刈谷まで帰らないとならないので19時半くらいに四条を離れ、歩いて京都駅へ。明るい時間から暗くなる時間まで巡ることができたので満足。
帰りも新幹線で1時間半弱くらい。祇園祭は人がとても多くてゆっくり見る、という感じではないけれど昔から行ってみたいと思ってたものだったので念願がかなって、というところ。今年の夏休みは福岡に戻らずに刈谷に残ろうかと少し考えているので、その時は1日か2日間くらい今度は自転車を持って行って京都市内を廻りたい。
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