社内の若手に対して、技術を追い求めるのはそのうち引退して、売る方に回ったほうがいいと言っているところを見かけた。
金になる商売するのには、技術者は必要ないんだとも。
確かに、難しい技術を使わなくてもアイデアと実行力があれば金になる商売をすることはできると思うし、技術だけあってもそれを営業して売って回るという活動をしないと金にならないというのも分かる。ほとんどの場合、技術は金に直結しないから。
でも、そこに技術が要らないかと言われるとすんなりと納得は行かないし、ソフト会社が営業ばかりになったら誰がソフトウェアを作るのだろう。オフショアか、経験の低いプログラマか、パッケージそのままか、はたまた「ソースコード自動生成ツール」なのだろうか。本当にやりたい課題をクリアするのに技術者は必要ないのか。
技術者は必要ない、という言葉で言いたいことは分かるのだけど、今までそれなりに技術力で売ってきた自分にとっては否定された感じがして複雑な気持ち。私も意識を変えろってことなのかなぁ…でも私が技術をやめたら今の会社にいる意味は無いな。
コメント
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SE35才定年説と通じるものがありますね。
最近はオフショアや「ソースコード自動生成ツール」がありますから、中途半端に技術追い求めるなら確かに早めに変わったほうがいいかもしれません。
僕は技術も続けますけどね!
私も、ダメだと感じるまで、もしくは技術では食べていけなくなるまでは技術をやるつもりでいます。
営業センスは持っているに越したことはないんですけど、向き不向きもありますし。