他の組み込み系プロジェクトや業務系をやっていてAndroidの開発に来た人は、「Eclipseから実機(デバイス)でのデバッグができる」ことに気づかない人がほとんど。
Eclipseでデバッグできるのはエミュレータだけかと思っていた、という人がほとんどで実機でデバッグするときは一生懸命ログを入れてログデバッグしてる人もチラホラいたり。開発メンバーにきちんと周知できて無かった点は反省…なんだけど、Eclipseからapkを実機に転送してそのままブレークポイントを張ってデバッグ出来るってのは大きい。今までの組み込み開発ではそこまでシームレスな環境が無いので先入観を持ってしまうのは分かる気がする。
adbが繋がれば、その先はエミュレータも実機も同じに見えてるっていう仕組みが分かれば、そうイメージし辛い話ではないのだけどね。
私も以前やっていたデバイスの仕事ではWindows上で動くエミュレータはあったものの、担当していた機能があるチップが無いと動かない機能だったのでエミュレータではサポートされてなく、アプリのデバッグにデバッグボードとJTAG-ICE使ってたし…。しかもアプリだけ焼き込みができずに毎回数十分かけてイメージ焼き直しだったり。
タイミングが関係するようなバグの解析にはログデバッグとか他のデバッグ方法のほうが良かったりするけど、せっかく組み込み開発環境の中では、少なくともアプリ層はかなり開発しやすくなっているので活用しない手は無いかと。
コメント