はやぶさは一過性の祭りで済ませていいんだろうか

はやぶさが最後の任務を行おうとしている。

ネット上はあちこちで盛り上がっているのだが、おそらくこれから一週間もすれば潮が引いたように話題には上らなくなるんじゃないか。最後の最後でミッションが失敗したら、犯人探しを始めたりしないんだろうか。

はやぶさと事業仕分けと絡めて政権を批判している人も、なんでTVが生中継しないのかと憤る人も、本当にそれを求めているのだろうか。はやぶさとは関係のない自分の主義を満たす「ネタ」に合致したというだけではないのか。

「はやぶさ2」の計画があること、またJAXAが実施している他のプロジェクトにも目を向けることが宇宙開発を応援することになるんじゃないか。お祭り騒ぎで政治やマスコミやらいろんなものを批判したあげく、一過性で通り過ぎてしまうのが本当に「応援」なのだろうか。

はやぶさのプロジェクト自体は熱い思いで危機を乗り越えたすばらしい運営であることは間違いないのだが...。

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