Android1.6を使った製品が今出てくる理由

組込みシステム開発技術展でAndroid関連の展示を見てきました - Project Hews by 木南英夫

こういう展示会に行きたいんですけどねぇ...。

気になった点としては、多くの展示がいまだに1.5や1.6といった少し前のバージョンにとどまっている点です。やはり、日本の組み込み業界は、ウェブ関連の業界などに比べて、スピード感に難があると感じています。

製品の企画とか調査開発が1年くらい前に始まっているようなプロジェクトは軒並み1.6あたりみたいですね...。この時期に発売されるデバイスで1.6とか使っているものはおそらく開発開始がそれくらい前ということだと思う。

携帯電話の場合は、ハードウェアスペックの決定や回路設計がもっと前から動いているとか、チップセットベンダーから提供されるカスタマイズ版Androidのバージョンがそれだったとか、プロタイプ開発で使ったバージョンがそれだったとか、いろいろ理由はあります。

一度、企画段階で1.6と決めたら途中でプラットフォームを変えるようなリスキーなことはしないでしょうし。この辺りは海外メーカーは動きが早く見えるのは事実で、製品開発スピードを保ちつつどうやってるんだろうとは思う。

あと国内ではまだ携帯電話以外の使い道があまり出てきてないね...。

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