正直なところ、ちょっと難しかった。
新書のボリュームに色んな話しを詰めすぎてるような感じで、駆け足的に進んでいくのでじっくり読むか、自分なりに整理しながら読んでいかないと学説や登場する学者の多さなどで頭が少し混乱する。
よくありがちな「分かっている人が書いた本は分かっている人向けな内容になる」という感じに似てる。ある程度知識がある人が読んだほうがより面白く読めるかな。
でも、宇宙の未来についての章はとても面白かった。10^100年後(!)の宇宙はどうなっているのかというのを現在のいくつかある説を元に仮定しているのは、今まで見聞きしたことのないところで、純粋に「へー、そうなのか」と発見があった。それは収穫。
宇宙論入門―誕生から未来へ (岩波新書) | |
佐藤 勝彦
岩波書店 2008-11 おすすめ平均 |
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