私の話というより、会社でそういう人を見かけるから、ということなんだけど...。
会社の中でのポジジョンとか所属にもよるけど、自分の興味があることを仕事にできる人は限られているわけで、あまりやる気でないんですよね〜と言いつつ、その仕事をずっとやっていても大して成果は上がらない。
これが受託開発のように仕様が存在して、作るシステムのゴールが見えている仕事なら、仕事が面白く無くても仕様通りに作れば良いのでなんとかなる。
でも、これが研究開発のような「自分で色んな手法を試してより良い、実用的なロジックを探していく」ような仕事の場合は、とても効率が悪く成果が出づらい。
上司から言われたことはやるけれど、何か行き詰まったり、試してみた処理の精度や性能が悪くても、それを追い求めるのが面倒...*1。
多少なりとも本人の好奇心に依存するような仕事の場合は、好奇心を持たせるようにどうにかして仕向けるか、最後の手段として担当者を変えるというのも考えた方がいいのかもな...。
こういう事を書くと、サラリーマンに好奇心に依存するような仕事をさせる時点で云々という声もあるんかな。好奇心があるとか無いとか書くと、ちょっと説教じみた感じもするけど、どうなんだろうか。何だかフッと「仕事と好奇心なんてテーマ自体が古いのかも」とか不安に駆られてしまうなぁ。
- *1: これくらいなら好奇心以前に、論理的に問題を切り分ける事さえできれば前に進めるはずだけど、それもできなかったり
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