毎年3月あたりになると、どこかのサイトで出てくるような気がしないでも無いけど、この10カ条はよくまとまってる。
とりあえず社内のブクマサイトに登録、公開しておいたけど、ウチの会社というか業界の空気として「技術はあくまで道具に過ぎない」っていう考えが広がってきているような気がする。
特にWebサービスとか「サービス」が商売なところは「サービスのネタが命、技術は実現手段に過ぎない」という考え。
まぁたしかにそれは一理あると思うんだけど、本当に技術はオマケでいいのかなぁ...とは思う。
ソフト会社とかSIerなんかもどうなんだろう。
「技術は好きじゃないから早くマネージャになりたい」っていう人は昔からいるけど、そういうマネージャのプロジェクトって上手く行ってるんだろうか、とか。
なんとなく、「技術」そのものが軽く見られてくるようになって気がして、@ITのこのエントリもどれだけの人が読んでくれるのかな...。
(追記)
JavaBlackさんのところで元記事がDisられているけど、まぁIT業界が幸せな場所ではないのは現状そうだろうし、ゼネコン系SIerとかブラック企業では確かにソルジャーとして使い捨てられるかもしれないけど、それがIT業界の全てでも無いだろうし。
ベンチャーとか技術に力入れてるところとか少ないけどあるだろうし。
オフショアで下流工程が持っていかれるからと言っても、じゃあ国内には「技術を知らない」プロマネを大量生産しても良いのか?みたいな問題もあるし。
元記事にあるようなことは全て無駄だとは思わない。元記事にあるようなことがちゃんとできる人がブラック企業に入らずにもっとより良い場所*1で活躍することで、道のりは遥か遠くても「日本のIT業界」を変えていけると良いと思うんですよね。
たぶん、ブラック企業を中から変えるのはかなり難しい。外からの力で倒していくしかないんだろうと。まぁブラック企業を重宝がる「お客」がいたりするから厄介なのだけど。
- *1: 外資でも海外でも良いと思う
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