中島さんの存在を知ったのはおそらく1年くらい前だろうか。
MicrosoftでWindowsやInternet Explolerの開発に深く関わっていた日本人がいた、というので。
自分の才能に自信がある人って強いね...。「プログラミングではビルゲイツには負けてない」とか言えるんだもの。
この本は前半の「おもてなし」についてとブログの抜粋も面白いのだけど、後半の対談がメインではないかというくらい興味を引く内容になっている。
特に古川さん、梅田さんとの。
古川さんとはアスキー、Microsoft時代にどんなことをやってきたのか(どれもすごいエピソードだが)とかが語られているし、梅田さんとはスーツとギークの中間に立てる人が日本のIT業界には少ないんじゃないか、というような話しをしている。
スーツとギークの中間、すなわち技術もできてビジネスセンスもある、というポジションを目指すべきだということらしい。少なくともシリコンバレーではそういう人が上に上っている、と。
うーん、日本でもビジネスというかマネジメントができないと社内で上に上がれないのと似たようなものですかね。技術職はどんなに優秀な人でもそれほど優遇されないことが多いし。ビジネスセンスがつけば、独立するなり社内でプロジェクト起こせたりするしってことなんだろうけどな...。
私も会社に所属していて、社内での存在感を出すには管理系にも首を突っ込まないとダメっぽいんじゃないかとは思い始めていたところ。ただ興味が向かないので何も動けていないけど。単に技術職だけだと中ぶらりんなのよね...。
おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書) | |
中島 聡
アスキー 2008-03-10 おすすめ平均 |
コメント