「目の付けどころがシャープでしょ」のCM。まるでオンリーワンを自負しているかのようなコピー。
液晶に「亀山モデル」と製造工場をブランド化してしまうというマーケティングや、ケータイに「アクオスケータイ」とテレビのブランドを冠したりと、独自の戦略を見せるシャープ。
シャープはマイナーな家電メーカーというイメージからブランド力を持つに至った中には、町田社長や周りの社員の頑張りがあった...。
という、現シャープ会長の回顧録。文章はさらりとテンポ良く読みやすく、短時間で一気に読める。経営者の回顧録にありがちな堅苦しいものではない。
液晶事業をメインに据える決断や、現場感覚を持っていた経営者としてけっこう面白く読めた。
オンリーワンは創意である (文春新書) | |
町田 勝彦
文藝春秋 2008-09 おすすめ平均 |
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