これは上司との面談中に話をしたことだけど、エンジニアを管理系(マネージメント)と技術系(スペシャリスト)というキャリアパスに分けた場合、9割...というかほとんどの若手がマネージメントを志望しているらしい。
ウチの場合はPG→SE→PM(PL)とあまりはっきりと分担が分かれてはいないけど、自然に上がっていくキャリアパスが昔からあるので、それを自然と意識しているのかもしれないけど、技術志向の若手が少なすぎることにショックを受けた。
プロジェクト管理できる人間ばっかり大量に育っても、実際にソフトウェアを作って動かしてなんぼだと思っているし、業務システムやWeb系と違って組み込み系はまだまだ職人っぽい経験が物を言ったりする世界なので、技術志向の人間も組織の中で一定の割合育たないと、プロジェクトチームの中での技術的なキーマンが不足してしまうんじゃないかと心配している。
ウチの会社の傾向として、新卒は未経験入社がかなりの割合なのでもともと技術的なことに興味を持つ、というところになかなか行きにくい。もちろん教育などにも問題があるのだと思うけど、技術をいろいろ身につけるのも楽しいと思うんだけどなぁ。そんなに楽しくないってことなんだろうか...。30歳過ぎてからのキャリアが見えにくいからだろうか。
これから今の若手が中堅になってきたときに、人員バランスが悪くならないだろうかとちょっと心配な点ではある(技術をパートナーさんに全て任せてしまうようなことになると、ちょっと...)。
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