ついに最終日。
ホテルのチェックアウトが10時なので早めに起きる。今回泊まったホテルはチェックイン・アウトはすべて自動精算機を使ってやるらしい。支払いはチェックイン時にカード払いにしていたので、カードを精算機に入れるだけで特に何もなく。
今日も京都地方は晴れときどき曇りの予報で雨は心配いらなさそう。せっかく10時過ぎから街に出たので、昨日借りられなかったレンタサイクルを借りるべく、再びKCTPへ。
10時ちょっと過ぎの時点ですでに何組も申し込みのために並んでいた。しかも今回お目当てのキャノンデールのMTBはすでに今日の分は全て出払ってしまっていたので、去年と同じくルイガノのLGS-6をチョイス。
Lサイズと言っても私の体型には小さいのだけど、サドルをいっぱいまで引き上げてなんとか乗れた。ただ、自転車の整備状態があまり良くなく、ペダルをこぐとカツンカツン、と変な音がする。特に乗り心地には影響なかったのでまぁいいんだけど、一定周期で音がするのでちょっと残念。
特に行き先を決めていなかったので、まずは堀川通をずっと北上し、北大路あたりから東へ進み賀茂川に突き当たってからは川沿いをゆったりと南下しながらサイクリング。
しかし日差しが刺さるように暑い。日焼け止めを顔に塗り忘れていたいたので、途中で塗ったりしながら進む。水分も何リットル飲んだか分からないくらい。きっと4〜5リットルは採っているだろうな。
少し遅い昼食は、百万遍にあるラーメン屋「たく味」で。無口な店のオヤジと、チャーシュー麺が印象的。味は豚骨醤油ベースでまろやか。ものすごく美味しいというわけでもないけど、もう一度食べても良いかなと思う味。
昼食後は東山方面へひたすら進む。銀閣寺、清水寺は車も人もかなりごった返していた。特に銀閣寺は大文字山の麓にあるので、16日の五山送り火に向けて護摩木の奉納受け付けをしていたり。銀閣周辺に自転車を置いて良さそうな場所が見つからず、参道を歩いただけで退散。
そのまま清水寺方面に進もうとしても、車と人でなかなか進めず、裏道を通ったりしつつ南下。七条のJRの線路を過ぎたあたりまで南下したあと、去年と同じく鴨川のほとりで30分ほど休憩。自転車を返す時間まであと1時間。どうするかなぁと思いつつ、再び鴨川の道を北上してみる。
河川敷は信号もないので、七条から三条までゆっくり行っても15分くらいで行けてしまった。地下鉄やバスで移動すると距離を感じるんだけど、自転車で移動してみると意外とあっさり行けてしまうことに気づいた。たしかに四条と三条はそれぞれ見通せるくらいの距離ではあるんだけど...。
三条から烏丸通り周辺の裏通りをジグザグしながら京都駅まで移動、返却予定の18時を15分ほど過ぎて自転車を返却。そのあとは新幹線の時間まで2時間ほどあったので、お土産を見てまわるがどうにもコレと言うものが無い。
お土産なので別にこだわる必要も無いのかもしれないけど、どこにでもありそうな饅頭とかクッキーとかを買って帰ってもなぁ...って思う。八つ橋も定番過ぎるし。「京都」の文字が入っていればお土産になるんだろうけど、なんかけっこう高い値段を出して買うものか？という気がして、なかなか選べず。すでに何度も京都に来ているので、めぼしいお土産は買ったことがあるというのもあるし。
さすがに自宅に手ぶらで帰るわけにもいかず、抹茶と生麩のういろうを買う。
あとは新幹線の時間まで京都駅をブラブラしながら時間を潰し、20:29発のN700系のぞみのグリーンで博多へ。新幹線で2時間以上の移動をするときは、奮発してもグリーン車のほうが良いんじゃないかと思えてきた。座席の広さも違うし、お盆のような繁忙期は子供連れとかに当たることも少なく静かに乗れるし。あと隣にだれが座るほど混雑することもあまり無く変な遠慮しなくていいってのもある。
23:13に博多着。疲れたので博多駅からはタクシーで帰宅。福岡はずっと雨が降ったりなんだりだったようだけど、京都は行っている間は暑かったけどずっと天気が良く助かった。
もう京都もかれこれ6回目か7回目なので、今の巡り方だと目新しいこともだんだん無くなってきた感じもする。本当は食事とかをそれなりのお店に入って食べればいいんだろうけど、ムサい男の一人旅だとなかなか入りづらい雰囲気のところとかあるしね...。夜も一人でバーとか行く習慣も無いし、別の意味での楽しみ方を知らないのかなぁという気もする。
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