工事進行基準?

"とりあえず"が通用しなくなる「工事進行基準」の世界 - @IT

すべてのプロジェクトが対象になるわけでは無いのね...。ウチの会社もどこまで準備してるのか、対応しようとしてるのかよく分からないけど。

この進行基準だと、仕様を詰めながら工程を進めていくってやりかたができなくなるわけかな。ある意味完全なるウォータフォールみたいな感じになるんだろうか。要件定義までですべての仕様を洗い出すってことは。

実際、この制度が始まってもどれくらいの企業が適用するんだろうか。大手は体裁上、「やってますよ」というアピールをするんだろうけどねぇ。逆に言えばどれだけのプロジェクトが仕様や必要なタスクをきちんと洗い出せてたり、見積もりが出来ていたりするのかってことだな。

私の周りの組み込み系の製品開発なんかだと、仕様がROMFIX直前まで変わることは珍しくないんだけど、そういうのも本来は個別に見積もって別請求とかやるのが筋なんだろうけども...。実際に技術的なところの実現可否の検討は下請け会社がやっていて、メーカーは企画と大まかな仕様決めくらいしかしないケースもあるみたいだし、誰が作ってる製品なんだろうって思わなくもない。

この工事進行基準で少しでも正常化できればいいんだろうけど、ズブズブでやってきた現場はたぶんそのまま変わらないんだろうな。

あと、こういう新制度が出てくるとコンサル屋さんのビジネスチャンスってのもあるな。

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