読売新聞より。
社会保険庁のコンピューターシステムの開発・運用をめぐり、昨年度、請負業者のNTTデータ(東京)と日立製作所(同)が行った契約外の業務について、同庁が作業内容を確認せず、業者側から言われるままに106億円の公費を支出していたことが、同庁のIT(情報技術)調達に関する「刷新可能性調査」でわかった。
それによると、昨年度、NTTデータは「サービスレベルの維持」「中長期計画策定支援」「開発環境支援」など、契約にない12項目の作業について85億6千万円を、また、日立製作所は「ドキュメント管理」「稼働監視」など7項目で20億4千万円を請求。これらはすべて「人件費」だったが、両社からの請求書では、ソフトやハード機器の調達費に含められ、内訳も明記されていなかった。
まぁ…金額の単位がすごいですね。
地方では億単位のプロジェクト自体があまり無いです(うちの会社に限った話しかもしれないけど)。
@ITかどこかのサイトで、
「1億以下のごく小さいプロジェクトはやったこと無い」というような人の発言を読みました。
1億いかないプロジェクトはゴミ扱いですか、そうですか。…と思った覚えがあります。
私のいる環境なんて数百万、良くて数千万円のプロジェクトを苦労して受注して食いつないでいるような状態です。
まぁ、大きなプロジェクトが必ずしも良いわけではないけど、
そこはそれなりに得られるものがあるのかなぁ、とか思ってしまいます。
いろんな会社から人が集まっているようなプロジェクトが良いですね。
たまにデキる人に出会ったりするし。
それはそうと、この記事の場合はメーカーが言うがままにお金が支払われていたと。
こういうおいしい部分があるから官庁の仕事はおいしいと言われるんだろうねぇ。
コメント
ITベンダーを叩くITベンダー? 今日の読売新聞朝刊の1面トップ記事は「社保庁、契約外業務に106億円支出」
> 刷新可能性調査は、社保庁の委託を受けたコンサルタント会社が今年1月から
> 進めており、その中で、契約外の業務が見つかった。
この調査を行っているのは週刊中国新聞経済メール… …