かなり久しぶりに買ってみた。
この手のエリート系というかMBA系というか、まぁレベルの高いビジネスマンが読むような本はしばらく興味を失っていたんだけど、店頭でパラパラと読んでみて読みやすそうだったので。
地頭力。…そういえばそんなタイトルの新書も出ていたなぁと思いつつ、そもそもどんなチカラなのかさっぱりわかっていない。この本のはじめのほうの記事を少しだけ読んでみた感じでは、
「過去の経験やインプットをベースに、いかにその場の問題に対して解決するほうほうを導き出せるかどうか」
ということなのか?キーワードは「直感」と「ひらめき」かな。
ひらめきにしろ、今までの自分が得てきた経験やインプットが潜在記憶となって蓄積されている中から、一見関係ないAとBの組み合わせで解決できるのでは?とか思いつくことであって、何も蓄積の無い中から「ひらめく」ことは確率的に低いんじゃないかと思う。
そうすると、地頭力を高めるには「いろんな経験をし、情報のインプットをなるべく意識する」という分かりやすいところに落ち着きそうだ。ある特定の分野に強くなりたければその分野についてインプットを多くすればいいんだろうし、ゼネラリストに向きたいのなら広く情報を集める、と。
ただ「ひらめき」のためには一見関係の無さそうな分野の情報も入れておいたほうが、ひらめきを化学融合のイメージで考えるとすると、良いんだろうけどね…。
Think! WINTER 2008 no.24 | |
東洋経済新報社
東洋経済新報社 2008-01-18 おすすめ平均 |
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