つなぎ法案に野党は審議拒否といういつものパターン。
なんだかそんなに道路というのは魔力的な魅力があるんだろうか。
- 広くて立派な道路を造ると地域の人から神のように感謝され、次回の選挙も安泰。
- 建設業界などにお金が流れて業界団体の票をガッチリキープ。
っていうところだろうか。当然、本当に道路を作らなければならない場所というのはあるだろうし、そういうところは整備してもいいと思うのだけど、「無駄に豪華なモノを作っていないか?」という点ではチェックしたほうがいいのかも。
まるで政治家のチカラを誇示するかのごとく立派なモノができることがあるしね…。
あとは、「道路を引くと地域が活性化する」という脆い考えをそろそろ改めるということだろうか。道路、橋、鉄道を自分の地域に持ってくれば人が来る、観光客が来る、町おこしだ、という神話的発想。
周辺を見て便利が良さそうであれば、開発が進んで人が増えることもあるのかもしれないが、日本中すべての地域がそうなるわけでもないだろうし、現に新幹線の駅を作っても周りは田んぼだったり、利用する人が少なかったりという場所もあるわけで…
必要な場所に、必要な規模で作る、というのが基本なのでは?「必要な場所」ってところが曲者なんだろうけど、政治が絡むと。そうするとひたすら道路をあちこちに作り続けるための特定財源でなくても普通の財源化でもなんとかなるレベルにならないのかなと、ド素人は思うのです。
国会はけっきょく荒れることになった。しかもガソリン税という問題だけで。この株安、円高や国内外の山積みになった問題と比べれば、軽んじて良いとは言わないがそこまで騒ぐようなことなのかという気もする。議員は国会の中で内輪でお遊戯会でもやってるようにしか見えない。与党も野党も。
国会がドタバタしている間にも、国の借金は増え、年寄りは増え、株は下がり、世間はすさみ、救急車呼んでも受け入れてくれる病院が無く、給料は下がり、世界からは見放されているわけで。超近視眼的なことしか見えない議員は必要ない…
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