EclipseでGroupSessionをデバッグする方法

会社で使っているGroupSessionというフリーのグループウェア。StrutsベースのWebアプリでソースも公開されているのでちょっとした改造やプラグインの作成もできる。

開発環境を整えるためにいろいろ試行錯誤したけど、できてしまえばなんてことはなかった。ただ、公式サイトを見てもこのあたりの情報は無かったような…。使うのがメインで自分で手を入れるようなことをしている人は少ないのかも。

まず環境。

1.GroupSession2のWARファイルをEclipseにインポート

WARファイルをインポートすることでプロジェクトも新規作成される。自分でプロジェクト作っていろいろ設定するよりかなり楽。

ピクチャ 1

Tomcatの設定もこのときに。基本的にはTomcatのインストールディレクトリの位置を指定するだけ。

ピクチャ 2

2.プロジェクトにソースディレクトリの追加

インポートしたままの状態では、すべてのソースファイルがプロジェクトに認識されていない。認識されていなかった、WEB-INF/plugin以下のディレクトリにあるソースディレクトリをプロジェクトに追加していく。

必要なディレクトリを追加すると以下のようになる。

ピクチャ 3

3.JUnitのjarをプロジェクトに組み込み

JUnitの単体テスト用のソースでビルドエラー表示が出るので、JUnitのjarをプロジェクトに設定。ここまでの設定を行うと、Javaソースのエラー表示はすべて消えるはず(JSPのエラー表示は残るが特に問題ないようだ)。

ピクチャ 4

4.Tomcatをデバッグ起動してデバッグ

あとは適当な場所にブレークポイントを張ってJavaソース、JSPともデバッグすることができる。

GroupSessionは便利ではあるのだけど、かゆいところに手が届いていないような仕様もあって少しの改造でなんとかなりそうなら、要望を出すより自分でいじったほうが早い。

あと、上記の方法でプロジェクトを作るとGroupSessionに付属のantビルド用のbuild.xmlは使えないかも。ソースやclassファイルの格納場所が変わってしまうので。

build.xmlを修正すれば大丈夫だと思うけど、そこまでやれてない。もしかすると本番環境向けのビルド設定を別にしないといけないと思う。ここに書いたのはあくまでローカルでTomcat起動してデバッグするためのやり方。

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