Felicaのチップを搭載したケータイが正式発表となった。個人的には普及すればかなり面白いことになるんじゃないかと思っている。
同じFelicaでもカードという媒体と、ケータイという媒体ではなぜにこうもインパクトが違うのだろう。
やはり、ケータイといういつも持ち歩いているモノだからだろうか。
おサイフケータイが、ただの電子マネーサービスと比べてアドバンテージがあるのは、サービス開始当初から各社と提携済みである程度幅広く使えるというのもあるが、電子マネーのEdyだけでなくFelicaとしての機能(社員証、鍵、ポイントカードなど)をiアプリを作成することでドコモの承諾なしで用意できること。
ということはシステム屋からみれば、Felicaの機能を使ったシステムなんていうのが提案しやすくなるかもしれないということ。今後端末が普及するれば、別途Felicaカードを発行するコストがいらなくなるからだ。
またFelicaにアクセスするAPIは公開されるとのことなので、多少の投資とプログラミングができる人なら「何か面白いもの」を作れてしまうかも知れない(実際、開発の敷居が低いのかは分からないけど)
しかしドコモはこういう先手を打つのが上手い。他キャリアが「ICチップも搭載する予定…」と言っているような段階で、さっさとサービスインしてくるあたり。しかし、ボーダフォンは遙か彼方に行っている感があるな…。世界統一仕様というのが日本市場では逆効果になっているような気がするが。
かれこれ8年くらいボーダフォン(デジタルツーカー時代から)ユーザーだけど、別に海外ローミングだの世界標準なんていらないので、ほかのキャリアに乗り換えようか…。
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