auのAndroidスマートフォン『IS01』はOSをアップデートしない? 思い当たるフシあれこれ - ガジェット通信
かなり冷静な分析記事。
ユーザーとしては、今さら古い1.6止まりというのは使えないアプリも多いし残念というのは分かるのだけど…。
ガラケーは一度買ったら2年縛りだろうがなんだろうが、OSや機能の大幅はアップデートは提供されない。でもAndroid端末は「2年縛りだから2年間は無償でバージョンアップしろ」となるのはなんか意見としてアンバランスだと思う。
バージョンアップさせるのにもコストはかかるし、それをユーザーに無償で提供するとバージョンアップコストをどこで回収すればいいのか?となる。
バージョンアップもそんなに簡単にできるものでもなく旧バージョンのカタログスペックを落とさないように、また品質担保しなければ、これはこれでユーザーからの猛反発を招くことになるわけで…。OSバージョンアップしたけど、メモリ圧迫して動作がもっさりです、とか電池の持ちが悪くなりました、とかやっぱり許されないし。
そういうスペックや品質を確保しようとすると、下手すると新規に1機種作るのとそう大差ないコストがかかったりするわけで。特に品質テストとか、何十人体制で数十万、数百万項目の試験をやり直すことになるのです。あとはIS01の開発時期を考えるとおそらく開発・企画当初は1.6しか存在してなく、2.0,2.1は影も形も無かったので1.6ガチガチの作りになったというのもあるかも。
それをIS01のように10万台売れたかどうかくらいの端末に対して提供できるのか…。開発側の検証作業も考えるとトータルで軽く数億円はかかるだろうし…。ただ発売当時は前向きに検討するようなコメントも出ていたので、変に期待値が高まってしまってた反動が今のネット上の反応に繋がってるところもあるのだろうけど。
有償でバージョンアップを提供するか、最初から販売金額に上乗せしておくか、あたりがコストリスクが少なくて無難なのかも。
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