ゼネコンと下請けという構造がすっかり定着してしまったIT業界。
行き過ぎた成果主義が広まりつつあるためか「無茶な条件で受注し、徹夜・休出・残業で案件をこなす」ような体力勝負の会社がまだまだ多いじゃないかということだ。
手っ取り早く売上が欲しいとそういう手を使うことが多い。でもその先に待っているのはほとんどは火を噴いたプロジェクトの光景…。けっきょくしわ寄せが来るのは現場なのだ。
しかし、管理職や経営者は現場の苦しみより数字を優先するほうに目が行きがちで、そういう会社は優秀な人が辞めていったり、社員のモラルが下がったりといいことはないのだけど、なかなか会社は気づかないもので。技術者もそういう酷い会社には見切りを付けるとか、自分で自分の身を守らないと本当に使い潰されるだけの人生になってしまう。
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