うちのグループの新人歓迎会に参加してきた。
うちの会社は(他社もそうかも知れないけれど)、情報系の学部を出た人はほとんどやってこない。早い話がPCをWebとメール、ワープロくらいの「普通の使い方」をした人がほとんど。
そんな彼らが研修でいきなりプログラミングとかシステム開発とは、とかにぶつかって苦悩するわけで、早く戦力になって欲しいなぁというこっちの願いともぶつかっていくわけだ。
私はもともとコンピュータ歴は長く、この業界へは当然のような形で入ってきた人間なので「よく知らない業界に就職した」人の気持ちってよく分からないんですよね。
とりあえず彼らには「自分がこの仕事に向いているかどうか」「仕事に興味を持てるか」を2~3年目くらいまでには見極めて欲しい。やっぱり興味が持てないとこの仕事は辛い。特に給料が良い職業でも無いし、拘束時間はどうしても長くなりがちだし。
まぁプログラミングとか技術的なところが面白くなければ、マネージメントに早い時期から進むっていう手もあるかもしれないが、それでも技術的なスキルがある程度ベースに無いと辛いだろう。
歓迎会で新人の一人(機械工学専攻)と話すチャンスがあったので、「仕事に向いているか」と「興味を持つことができるか」と見極めたほうが良いよ、と言うと「早く興味を持って面白いと思わないとダメなんですよね…」というので、「~しないとダメだ、って無理に気負うことは無いよ。仕事に向いてないとしても君の人生なんだし、頑張ってみてそう思ったのならそれは仕方が無いよね」と答えた。
「この業界に来たのなら仕事を好きになれ」って、こっちが言う権利は無い。けどまずは「好きになれるか、まずは頑張ってみろ、ダメなら他の道に進め」ってことなら声を大にして言えると思う。
新人と直接接することはしばらく無さそうだけど、もし機会があれば、このあたりの話もしてみたい。
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