急に一日空いたので、こないだ秋葉で買ってきたArduino入門キットで遊んでみることにした。
内容物はこんな感じ。
「普通のブレッドボード」という名前のブレッドボード入り。
本丸のArduino開封。箱が内側までカラフルで洒落てるんだな、これが…。
さっそくUSBでPCに接続してドライバ入れてみた。どうも最初はLED点滅のスケッチが描き込まれているようで"L"LED(13番ピンと連動してるらしい)が点滅していた。
定番の"Lチカ"
この手のとっかかり、プログラム言語で言う"Hello world"的な"Lチカ"をやる。
どうやらGNDと出力ピンにLEDを差せばそれでOK、らしいのだけど本来は抵抗を挟んでやらないといけない。せっかくブレッドボードも手に入れたので、それに慣れるためにも真面目に配線してみる。
持っているパーツ箱を漁ってみると
いつ、何のために買ったのかすら覚えていないLED5個と抵抗が出てきた。抵抗は220~470Ωなら良さそうなのでちょうどいい。
…ということで、初めてブレッドボードを使って配線してみたのがこちら。
Arduinoの箱を開けてから20分でここまでできた。配線にほとんど時間を費やし、Arduinoのスケッチはサンプルですでに入っているので時間はかかっていない。小さいジャンプワイヤは指先が器用じゃないと扱いづらいね…。
ふむ、"Lチカ"までは終わった。スケッチのコードの書き方も何となく理解できた。…まだLEDは余っているから、1個の時と同じように繋げればいいんだよな…と
同じように配線し、スケッチのコードをちょっと変えてみると
単純だけど、ここまでは簡単だ…。
LCDを使う
さて、Lチカも終わったところで、次は16x2のキャラクタLCDに文字を出すのだ。
これがやりたくてこのArduino入門キットを買ったようなものだ。LCDなら他のことにも使えそうだし使い回しが利きそうだからね。
今度はちゃんと配線図を見ながら配線をしていく。
SD1602Hと書かれているLCDは、1~16番までピンがあるのだけど、14~1,15,16という順番なのでちょっと迷う。
チマチマと配線して、スケッチを書く。
ピンを制御するコードをゴリゴリ書いて制御するのかと思っていたら、LiquidCrystalという超簡単なライブラリがあった。初期化して、あとはlcd.print("Hello Arduino!");って書くだけで表示された…。拍子抜けするくらい。
実は、LCDのVoピンをGNDに落とすのを忘れていて、表示されないなーと15分くらい悩んだけど。
ちょっとコードをいじって
順繰りに表示させるようにしてみたけど、これもあっさりと。
これくらいのレベルなら、ブレッドボード上の配線のほうが圧倒的に時間がかかる。ある程度きれいに作ろうとすると特に…。
今日やったのは、抵抗やらコンデンサやらをあまり使わずに単にArduinoのピンとLCDのピンを直接結んでいけばいいので楽といえば楽。これがもう少し色んな事を考えて回路作らないといけなくなると知識がほとんど無いので、そこら辺は勉強が要りそう。
これから
今日のところはLEDとLCDに出力したのみ。センサーを使ってないので次のステップはセンサーかな。買ったキットには明るさセンサが付いていたのでアナログ入力すれば値は取れるだろう。
あとやってみたいのはマトリクスLEDとか繫げてみたい。でも調べてみると
建築発明工作ゼミ2008: Arduino マトリクスLED1
建築発明工作ゼミ2008: Arduino マトリクスLED2/MAX7219
とまぁグッとハードルが上がる感がある。これは今後の課題に。
あとは、やっぱりAndroidとの連携。ネタはあまり思いついていないけど、いずれは。
Arduinoをはじめようキット
スイッチサイエンス |
Prototyping Lab ―「作りながら考える」ためのArduino実践レシピ (Make:PROJECTS) 小林 茂 オライリージャパン 2010-05-27 |
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