イベントドリブン=何か起きてからそれに対応する、というのはソフトウェアでは多いけどマネージメントとしては避けたいことの一つだと思う。
マネージメントで何かイベントが発生(発覚)したタイミングは、たいてい対応するにはタイミングが遅くなっていることがほとんど、つまり後手に回っているのだ。
- 実は進捗が遅れてマイルストーンに成果物が間に合わない
- 見積もり時に想定してなかった重大な項目があった
- 客先から仕様追加が出てきた
などなど。
何か問題が起きてから対応をすればいいや、と思っているマネージャが率いているプロジェクトでこういう問題が発生しやすいように思う。
リスクの洗い出しと管理がきちんとしているなら、こういう後手に回るようなことはなく、むしろポーリングするかのように、新しいリスクの芽が出ていないかを常に探して潰していくというマネージメントをするのが本来あるべき姿だろう。
本当はマネージャでなくても、チームリーダでもSE/PGでも、自分とチームに関わりそうなリスクに敏感であり、かつそれをできるだけ事前に潰しておくようなチームワークがトラブルを避けられるのでマネージャだけにリスク管理を求めないように。
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