iPhoneを買ったばかりというのもあったり、それなりに話題になっている本なので買ってみた。
すべての情報をデジタル化してiPhoneに入れる、もしくはオンラインサービスでアクセスできるようにする、というのが基本線。著者の場合は雑誌も裁断・スキャンして取り込むという徹底ぶり。
あとはユビキタスキャプチャー(写真、音声、テキストなど)の例など、著者の仕事術がよく分かる。
想定読者は、
- 毎日のインプットがとても多くて整理しきれない人
- カレンダーがすぐに埋まるほど予定が詰まっている人
- 一瞬の時間も惜しいほど忙しい人
- 上記の問題を解決するためなら多少の金銭的投資も構わない人
という、いわゆる「仕事も遊びもバリバリこなす」人向け、フリーランスや経営者に近い人向けかな。あとは、ToDo管理のアプリに1200円払っても惜しくないとか、有料のオンラインサービスを使っても元が取れると考えるような人。
Amazonのレビューでもあったように、サラリーマンは情報セキュリティの関係で仕事の情報をiPhoneに入れたり、オンラインサービスに預けたりというのは禁止されてることが多いと思うので、仕事では無くプライベートや趣味の情報をiPhoneで管理する、と置き換えて読んだほうが良いと思う。
個人的には、Evernoteの使い方と、最後の付録に紹介されているTipsが役に立ちそう。仕事のデータは持ち出せないので、個人的なメモとか気になったものをEvernoteで管理しつつ、ToDoは単なるテキストで管理するか、Remember the milkを使うか迷ってる。実際、GTDなどの手法を取り入れるほど、やらなきゃいけないことが自分にあるのかってのも謎だけど。
あと、職場は携帯電話は持ち込み禁止、かつ通勤は自転車なので一日のうちiPhone触る時間はあまり無かったりもするのが自分的に残念なところ。唯一、会社のメールがGoogle Appsなので会社メールの確認が楽になったというのはあるかな...。
この本を読んで手始めにインストールしてみたアプリは以下の2つ。
- マネー手帳
- White Noise Lite
この本を読む前から入れていたアプリは主なもので以下のような感じ。
- Evernote
- GNReader
- SimpleMindX
- 大辞林
- GoodReader
- Dictionary
- Dropbox
- Twitterfic
- Flickr
- 食べログ
- Weathernews
- 乗換案内
たぶん有料のものなら良いものがあるのだろうけど、ToDoアプリに1200円は私の使う頻度からして払えないな、とかそういうのがあるのでなかなか巡り会えてないのかもしれない。
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