部署内のイントラネットの構築、管理を受け持ってもうすぐ10年くらいになる。
もともと私が新人の頃にLinuxサーバ構築の練習も兼ね、有志チームを作って立ち上げたもの。10年前は完全な 静的HTMLでページを作っていたのを、3年半くらい前にPukiWiki-plusベースのサイトに私がリプレースして今に至る。
有志チームも社外勤務者などが増えたりしたせいで、数年前から事実上消滅し、メンテナンスと管理を私が一人で受け持っている。
基本的には
- 社内システムや社内のさまざまなサイトへのリンク
- 部署内の情報ページの作成やリンク
- 部署内ブクマサイト(Scuttle使用)
- 管理系部門のお知らせ用ブログ
などを置いているけど、実際のところそう頻繁に更新される内容ではない。
また部署の総務部門のお知らせサイトが別にあって、そいつもWikiのトップページからリンクさせているのだけど、一段深い場所にサイトがあるせいかアクセス数が少なく、せっかくのお知らせもユーザーの目に留まらないという問題があったり、全般的にWikiもリンク集的な扱いになっていたりして活用されているとは言い難かった。
やはりネックはWiki記法。技術系社員ならまだしも、スタッフ系社員の人にWiki記法覚えてページを編集してくださいとは言いづらく、簡単なものは私が作ったりしている状況。
で、うちの会社は4月からGoogle Appsという企業向けのSaaSサービスを導入する。手っ取り早く言えば、企業向けのGmailやGoogleカレンダーなどのサービスなんだけど、その中にGoogle Sitesと同等のサービスがあるようだ。
まだ実際にAppsを触ったわけではないのだけど、Google Sites上に部署内イントラネットを移行すれば、もっと柔軟な運用ができないだろうかと検討中。
GoogleSitesはWikiに近いし、PukiWikiのようにWiki記法を覚える必要もないのでスタッフ部門のような人でもページの作成や編集に使える可能性が高い。まぁ独自で作ったCGIは動かないので既存のサーバに残すしか無いし、ユーザーロールによる閲覧制限をかけたりできるのかとか、実用に耐えるかわからないことが多いけど、将来的にはイントラネットを移行しても良いかもと思っている。
あとは、個人のアカウントごとにもSitesが使えると思われるので、社員の作ったページをどこかでリンク集的に集めたページを作っても良いだろうし、何か面白い使い方ができると良いのだけどね...。
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